2013年11月5日火曜日

水彩画実演の話①



小学館アカデミー絵画倶楽部では、授業中に会員さんの前で講師が絵の描き始めから終わりまでを実演して、作品が出来上がってゆく、その瞬間を見て頂いております。

実演なので、講師たちは説明をしつつ、筆を運び、一気呵成に仕上げてゆくことになります。いわゆる、ライブです。

会員さんたちの反応や質問が、私は講師として、とても楽しいです。

また同時に、初見で実演をするとき等には「うまく表現できなかったらどうしよう」と緊張したりもします。



ひと月ほど前に、東京駅周辺スケッチ会のための予行練習課題が各々のクラスでカリキュラムとして組まれていました。この課題は「沢山の写真の中から好きな1枚を選び、構図を決めて描く」というものでした。

このような課題の場合、講師は初見で会員さん毎に実演をする状況が多くなります。

完成イメージを強く持って描かないと中途半端になってしまうので、心して取り組みます。

これは実演した中の1枚です。まあまあ、上手くゆきました。




     F4サイズ 鉛筆、水彩




今回は馬場俊光が担当させて頂きました。



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