2014年2月27日木曜日

はじめまして

絵画倶楽部事務局の但木と申します。
事務局担当を始めて半年余りがたちました。
以前は子ども英語教室の仕事をしており、絵のことも詳しくはありません。

しかししかし、絵画倶楽部の担当をしはじめてから驚きの連続でした。

鉛筆の削り方

太い線、中くらいの線、細い線の出し方

最大筆圧

などなど、ぼくにとっては一つ一つがしんせんで「目から鱗」状態です。

会員の皆様は入会間もないころ、いかがだったでしょうか?

先日体験講座に参加し、ほんと久しぶりに絵具で色を塗りました。

滲み

重ね

などなど、出来栄えは言えませんが、二時間があっという間でした。

今後も機会をつくり色々挑戦していきたいなぁと思っています。

よろしくお願いします。

2014年2月25日火曜日

水族館にて

先日、スカイツリーにある「すみだ水族館」に初めて行ってきました。

平日の昼間に行ったので、空いていてじっくりと鑑賞ができました。
様々なエリアに分かれていて、とても見応えのある水族館でした。

中でも特に目を惹かれたのは、入口にある大きな水槽です。


写真が上手く撮れなかったのでなかなか伝わらないかもしれませんが、とにかく美しかったです。
魚も水草もなんか生き生きしてます。


水草の緑がこんなにきれいだと感じたのは初めてです。


こちらの水槽はネイチャーアクアリウムと言うみたいです。
魚、水草、微生物など自然界の生態系を水槽の中で再現するのだそうです。
細かいことはよくわかりませんが、とにかく自然に近い水景が表現されているのです。


限られた空間の中で魅せる大自然を創り出す。


なんとなく絵画に相通ずるところがあるような・・・

そんな事を感じた貴重な一日でした。


銀座・恵比寿校講師 工藤

2014年2月23日日曜日

はなむけ

宇都宮校講師、小栗です。


今年に入り、突然、高校からの友人に

ダンナさまの転勤にともないアメリカのサンディエゴに家族で移住することを告げられました。


この友人とは、高校1年からの付き合いで

結婚してからも同じ市内に住み、なおかつ私の1年先に出産したこともあり

何かあるごとに 相談がてら遊んでもらい私も心強く思っていました。


子供が大きくなってからは、お互いに仕事も始めて

なんやかやと仕事や家事と日々の事に追われて

近くにいるのに 一年に一度ぐらいしか会う機会がありませんでした。

それが、今回転勤の話を聞いて

じゃあ、仲の良いもう一人の友人と壮行会を開こうという話になり

久々に 3人で昼食を食べました。

集まると 久しぶりなのに すべてを話さずとも理解してくれる安堵感があって

昔からの友人って ありがたいなぁ~なんてしみじみと思ってしまいました。


壮行会を開く際に もう一人の友人と

「何か贈り物もしたいよね。」とは言っていたのですが

思えば、友人に絵を描いてあげた事がなかったな~と気づき

さっそく絵を描きました。

友人のあたたかいイメージのオレンジ色とアメリカ西海岸つながりで

カリフォルニアポピーの花と サンディエゴの晴天の青空を描いてみました。

                                                                                                                                                                               
 
友人は、とても気に入ってくれたようで、まだ引っ越しの荷物に入れないで
 
自宅に飾っていてくれているそうです。
     
 
 
 
 
 

2014年2月21日金曜日

小さな幸せ




先日新橋のとある小さなカフェでラテを注文したら
お店の方が無言で ↓ のカフェラテを出してくださいました。






波平さんです。こういうの、とっても気持ちがほっこりします。
何も期待していなかっただけに、うれしい驚きでした。
一緒にいた友達はアンパンマンの飛行シーンです。




カフェラテを飲んでしまえば、この絵は消えてなくなる。。。
そんな儚さがまた素敵です。


日常の中にもこうした小さなアート的なものが潜んでいることが
たまにあります。そういうものを見つけたとき、ちょっとだけ
幸せになります。


最近はこのように立体的なものもあるようです。

銀座校 植松でした。















2014年2月18日火曜日

海で

海辺で、とんびにハンバーガーをさらわれたことがある。
私は砂浜に座って、道すがら買ってきたハンバーガーと飲み物を膝に載せた。日差しが強い。できれば屋根のあるところや椅子のあるところで、日を避けながら食べたかったけれど、砂浜のどこを見渡してもそんな場所はない。 犬を連れた人が遠くを行く。
季節はよく覚えていないのだが、海の家、の類いが設置される少し前の頃ではなかったかと思う。

波の音。風の音。
鳶の鳴き声。
強い陽射し。
波が来ては、退いていく。

バーガーを一口食べ、飲み物を一口飲み、もう一口、というところで、顔の前でぱしっと音がした。
手に持っていたはずの昼食がもう何処にもなかった。
頭上をひゅるーっと鳶がゆく。

鳥の気配も、何も無い。
ぱしっ
それだけ。
お腹をすかせた空っぽの手に、まぶしい光だけが残った。


その光が、いまは慕わしい。
冬のただなかにあって、あの太陽を、砂浜の照り返しを、幻のように思い出す。



せめて春の海の写真を探し出して眺めるのです


銀座校講師 五十棲さやか

2014年2月16日日曜日

金曜クラスの皆様おつかれさまでした。

宇都宮校講師渡辺です。

今日やっと自宅の佐野に戻ってきました。

大雪に見舞われた先週の金曜日からすっかり帰る気力を無くしてしまいました。


金曜日のこの日は横殴りの雪でしたが誰1人と休まず私のクラスの会員さん達が授業にきてくださり絵画に対する熱意を感じ大変嬉しかったです。

大粒の雪を見ながらのバレンタインチョコは思い出深いものになりましたね!?

本当にみなさんお疲れさまでした。

帰りは大丈夫だったでしょうか。


私はといいますと、
電車が遅れてなかなか宇都宮駅に来なく焦っても仕方ないので諦めてのんびりすることに。

まずは餃子定食に舌鼓。


それでもまだ電車が来る気配がないので
同じく帰宅難民になった友人と別のお店でカフェモカを飲みながら呑気に絵しりとり。

試合中は話しをしてはいけないので画力が試されます。

試合後の答え合わせでお互い何を描いたか確認するのですが、その時の食い違いは大変面白く笑いすぎてお腹が痛くなる程でした。





4試合した位にやっと
だいーぶ遅れた電車が来て小山駅にはなんとか着きましたが
そこから(車にスタッドレスタイヤは付けていましたが)車で佐野の自宅に帰るには危ない位道路に雪が積もっていたので
ちゃっかり駅近くの友人宅に泊まらせてもらい、
なんだかんだで2日間もお世話になり先程自宅に帰ってきました。


このような大雪や
約一ヶ月続いた原因不明の体調不良もあり、
4月に出展予定の絵の制作もなかなか進んでいませんが
大好きな【エレファントカシマシ】の音楽を聴きながら頑張って仕上げたいと思います。



2014年2月14日金曜日

雪景色



前回の雪が溶けきらないうちに、またもや降り出してしまいました。

先週のようにたっぷり積もることはないとの予報ですが、あまり雪に恵まれない東京のせっかくの雪景色なので、高いところから見てみることにしました。


明るいうちに来たかったのですが、教室が終わってから行きましたので着いたらすっかり暗くなってしまいました。

遠くの光がぼんやりとやわらかい。


目線がかわるだけで景色は全く違ったものに見えてきますが、それが夜景でさらに雪が降っていると、光もかたちもぼやけて見えて幻想的です。

雪に反射して街灯のあたたかいあかりが広がっています

雪が降ると寒いし足下はすべってこわいしと外出がどうしても億劫になってしまうのですが、青空を背景にした雪景色を同じようなところから見てみたいと思いましたので、そのような機会が訪れたら、家にこもってしまわずに目線を変えに少し出掛けてみようかとおもいました。





銀座・恵比寿校講師 吉澤











2014年2月12日水曜日

肖像画

銀座校講師南です。

先週の雪は皆様大丈夫でしたか?
大分予定を狂わされてしまった方も多いのではないでしょうか。
今週末も何やら不穏な雲行き。
充分にご注意を。

さて。

今まで、肖像画を頼まれたことが何回かあります。
油絵科出身の私は以前、よく油彩で描いていました。

依頼してくるのは大概お世話になった方々なので簡単には断れません。
特に親から頼まれると。

今回は昨年末に母親からの依頼。
”ちょっとした贈り物“ということだったので、水彩で軽~く描きました。
休憩入れてサラッと2時間。

最近は写真にデジタル加工を施し、ちょっと若めになるよう手を加えたりしますが、絵画の世界では何百年前からしていること。
(フランスの歴代国王などはほとんどが虚構です)
もらった方に気に入ってもらえるよう「絵づくり」したことは言うまでもありません。
エチケットですから。

普段制作している作品の方向性は全く違うのですが、こんなことぐらいでしか親孝行はできません。
散々色々迷惑をかけてきましたので、この程度では微々たるもの。
おっかさん、返しきれませんのでご容赦を。

後日、連絡があり、大変喜んでいただけたとのこと。
ナニヨリです。
今後依頼が増えないことを祈るばかりです。

ではまた。




完成です。

額に入れるとこんな感じ



追伸
来月の3月初旬に銀座の画廊で個展をします。
ご高覧頂けたら幸いです。
お時間があれば。
南正彦絵画展『明日の景色』
2014年3月3日(月)~3月15日(土) 12:00~19:00(土曜日/最終日17:00)日曜日休廊
東京都中央区銀座7-11-11 長谷川ビル3F

2014年2月8日土曜日

ゆきやこんこ

降ってますね。雪。
今朝はいつもの冬装備に雪靴と手袋を足した完全装備で家をでました。
只今お昼。銀座の街中も真っ白です。
ためしに数寄屋橋交差点にでてみましたが、寒くてすぐに教室に逆戻り。


午前中のクラスでは皆さんと外を見て「よく降るわね〜」と話していました。
教室の窓は大きなガラス張りなので外がよく見えます。おまけに向かいのビルはただいま建設中で有楽町方面がよく見えます。

教室の窓から見た景色。遠くには新幹線。

東京駅へと入っていく新幹線はいつもならあっという間に通り過ぎてしまいますが、今日は途中で止まっていました。授業後、隣の教室にいた土屋先生に「ドクターイエロー見た?」と聞かれたのですが残念ながら見逃してしまいました。
皆さんはご存知ですか。私は知らなかったのですがその名の通り「お医者さん」なのだそうです。新幹線を治す黄色い新幹線。なかなかみられないそうです。


こんな景色を見ていたらとある会員さんが「マルケの絵みたいね」とおっしゃっていました。 
アルベール・マルケ/冬のサン・ミッシェル橋
確かに。どこか似たような感じがします。

まだまだ降り続くようですが、嘆くばかりではもったいないので今日の帰り道は珍しい景色を楽しみたいと思います。

銀座校福井でした。

2014年2月4日火曜日

工場夜景

銀座校・ティップネス宮崎台校の原田です。

いつだか工場夜景の特集をテレビで観て、なんて綺麗なんだろうとびっくりしました。
いつか行ってみたいなぁと思っていたところ、昨年、川崎市の観光協会が主催する工場夜景バスツアーに申し込んだら当選。
すっかり味をしめて今年も申し込んだら、今回は屋形船でのツアーに当たりました。
というわけで、先日京浜工業地帯の夜景撮影会に行ってきたのです。

塩浜の船着き場から屋形船に乗って運河へ出発。
昼間はさぞ汚いのであろう京浜工業地帯の景色も夜の帳が降りてくるにつれて徐々に妖艶な姿に変わって行きます。工場のドレスアップですな。
写真家の間ではマジックタイムと呼ぶそうです。


               川崎天然ガス発電所



工場でものを作るために必要な明かり。
これらは鑑賞されるために意図的に作られたものでも演出されたものでもない。
というのですが、美しすぎて驚き。


 

            立ちのぼる水蒸気が迫力ある昭和電工。



           まるで水の上に浮かぶロウソクのような東亜石油。
           ちょっと黄泉の国に行く魂のようにも見えてうっとりします。







              これはピンぼけした工場の姿。

             

             ちょっと、これ⬇️に似ているなと思いました。


赤い帽子の女(部分)

   牛乳を注ぐ女(部分)




そう、フェルメールです。
上にあげた2点はいずれも部分図。
フェルメールはポワンティエと呼ばれる点綴画で光を表現しています。
「赤い帽子の女」の椅子の取手や「牛乳を注ぐ女」の器物やパンにその技法が使われているのですが、ピンぼけした写真を見てこれを思い出しました。