2015年12月11日金曜日

ニューヨーク紀行

銀座校講師すずきです。

有名絵画は待っていれば日本にやってくると思っていた出不精の私が一念発起。
お世話になっているギャラリーの方からの勧めもあり、絵を観るために初海外へ行くぞ!と決めたのは6月の個展の時。

なんやかやと計画を立てているうちに話が盛り上がり、講師有志5名で行くことになったのであります。

行き先はニューヨーク。
10月の1週間のお休みを利用して行って参りました。


JFケネディ空港

機内食も初体験!


昼間は別行動、夜はホテルで情報交換という自由気ままな旅。
移動には地下鉄、バスを使いました。



7日間乗り放題のメトロカードで地下鉄移動!!



ホテルの窓から見えたのは
エドワードホッパー(1882〜1967、20世紀アメリカの具象絵画を代表する画家
の絵そのものの景色で『おー、まさにアメリカ!』と
あらためてホッパーの表現力の高さに感心しました。


ニューヨークの郊外のホテルに宿泊。ホテルの向かいは学校でした。

こちらはホッパーの絵。見事にアメリカの光や空気を表現してる!

スケジュールを詰め込んで計8つの美術館を訪ねました。
日本と違って写真撮影OKというのがいいですね。
ぐっと身近に美術を感じます。
中でもメトロポリタン美術館がとても気に入り滞在中3日間通いました。



ノイエギャラリー

ホイットニー美術館
グッケンハイム美術館。カタツムリみたいな建造物

メトロポリタン美術館。大きい!作品の数も半端ない!!


オキーフの絵(奥)とブランクーシの彫刻。メトロポリタン美術館は展示方法も綺麗です。


クレー(左)とピカソ(右)
バーネットニューマン作。彼の絵が観たくて海外行きを決意したのでありました

デュビュッフェ
デュビュッフェの絵に近づいて激写!日本ではこんなことできないなぁ。なんと贅沢なことだ。


絵の前で模写をしている人がいました


ホイットニー美術館ではホッパーのデッサンも観ました。生前はむしろ水彩画家として有名だったホッパーの描くデッサンには興味深々。

テキストに載っているマチスの絵もMOMAで観られました

電車で足をのばしてワシントンまで。フィリップコレクションでロスコルームへ。


オイスターバーにも行きました。
冷えた白ワインと生カキ、歩き疲れたからだにパワーチャージできました。

グランドセントラル駅のオイスターバーへ

これも美味しそうでしょう? 実は絵です!!ワシントンのナショナルギャラリーより



田巻先生と夕方セントラルパークで仮眠をしていたらパトカーに声を掛けられたり(!)
皆で教会にゴスペルを聴きに行き感動したり
正装をしてレストランへ行ったり、、、と名珍場面多々ありましたが、

旅行前アカデミーの皆様から『先生、ぜひ行ってらっしゃい』と暖かいお言葉やアドバイスや情報をいただき、無事に充実した旅ができました。
本当にありがとうございました。


ブルックリン橋を渡りました。快晴!!












2015年11月25日水曜日

【宇都宮校】ちょっと早めの忘年会


こんにちは。

昨日一昨日と会員さんと忘年会を行いました。

楽しいひと時をありがとうございました。

帰り際に皆さん

「来年もよろしくお願い致します」

と。。。

あれあれ!?

来週も授業ありますからー!!^ ^

来週もよろしくお願い申し上げます。

大変お世話になりました。

(一部ではありますが楽しい思い出の画像たくさん載せてみました♪)

授業前に毎週通学2年目クラスの会員様とランチ忘年会

前菜

メインのお魚料理







授業後毎週通学4年目の会員様と忘年会(絵画倶楽部ポーズで)

鶏の丸焼き(Tさんが上手に切り分けてくださいました^ ^)

魚介のァヒージョ


きのこピザ



ワタリガニのパスタ


あさりのパスタ

パンケーキ


ワッフル



二次会はワインBARで今年初ボジョレー



      宇都宮校講師  渡辺



2015年11月7日土曜日

OB会員様の展示があります。

銀座校講師坂田です。
最近めっきり秋らしくなりました。



11月末に銀座校のOB会員様の展示があります。
ご夫婦で長く通って頂いておりました。


お二人の油絵画の展示になります。
是非力作をご覧になってくださいませ。


画像をクリックすると詳細が大きくなります。

江帾良晴・由美展
11月30日(月)〜12月6日(日)11:00am~7:00pm
場所:井上画廊 東京都中央区銀座3−5−6井上商会ビル3F(松屋前)





よろしくお願いいたします。

2015年10月29日木曜日

西洋美術館に行ってきました

こんにちは。
銀座校講師の工藤です。

最近は秋の気配も次第に濃くなり、過ごしやすい日が続いていますね。
天気のいい日はつい外に出かけたくなります。


そんな中先日、生後7ヶ月の息子を連れて、初めて2人きりで上野の西洋美術館に行ってきました。


東京都美術館で行なわれている「モネ展」や国立博物館の「始皇帝と大兵馬俑」など気になる展示はあったのですが、今回は人の多そうな展示は避け、西洋美術館の常設展だけを見に行ってきました。


西洋美術館はたまに行くのですが、企画の展示目的で行くと常設展は見ないで帰ってきてしまうことが多いです。。。
なので、常設展を見るのはかなり久しぶりです。



案の定、平日ということもあり西洋美術館の常設展はさほど人も多くなく、のんびりと見て回れました。
しかも名だたる作家の作品ばかりです。
贅沢な空間でした。


エドゥアール・マネ「ブラン氏の肖像」
           
こちらにも沢山のモネの作品があります

久しぶりに見ると新たな発見があって、とても充実した時間が過ごせました。



たまには常設展目的で美術館に足を運ぶのもいいものです。
機会があれば、皆さんもぜひ行ってみてください。
オススメです☆



息子もおとなしく見ていたので、ひと安心(´▽`)

2015年10月12日月曜日

父とデート


こんばんは。
宇都宮校講師渡辺です。

昨日父と美術館鑑賞をしてきました。2人きりで出かけたのは久しぶりでした。

真剣に鑑賞する父



ただいま、栃木県立美術館で【栃木県芸術祭】が行われており、栃木県在住の方達の公募展の受賞作品の展示が行われています。
絵画(油絵、水彩画、アクリル画、版画)、立体、染色など色々な分野の作品が展示されていました。(入館料250円)
会期は15日(木)までです。
勢いのあるレベルの高い作品の数々で大変刺激を受けました。
制作意欲を掻き立てられオススメです!!

揚げたて熱々のフライが嬉しい♪

美術展特別ランチも大満足な美味しさでオススメです!


こちらも今【春陽会栃木研究会展】が栃木県総合文化センターで開催されています。主に油彩作品の展示です。(入館料無料)
こちらは明日(13日(火))までですのでお早めに☆
私も明日仕事後に鑑賞予定です。
一緒に行ける方解説いたしますよ!?


同場所で17日(土)〜21日(水)まで女流画家展が行われます。(入館料無料)
こちらも主に油彩作品になるかと思われます。


たくさん絵を描くのももちろんですがたくさん絵を見て感じるのも
大事な上達の方法の一つかと私は思っています。


 

そして最後に、今日月曜の会員様から素敵なプレゼントをいただきました。
先日行われたスケッチ会の画像をレイアウトしパウチしてくださいました。

講評会と月Bクラス作品を撮影してくださいました。

 
それから同じ会員様からもう一つ。
手作りのかぼちゃ饅頭!!
見た目も綺麗で中のこしあんが甘さ控えめで生地はふわふわなのにしっとりしていて売ってる饅頭よりも本当に美味しくてビッックリしました!
やっぱり料理が得意な男性はいくつになっても素敵だなぁ。
ありがとうございました(^ ^)

絶品手作りかぼちゃ饅頭
 
 

【栃木蔵の街スケッチ会】の様子は画像が集まったらブログに書きたいと思います。





 

2015年10月9日金曜日

2015スケッチ会 クサカベ工場見学

今年のスケッチ会の人気コンテンツ、クサカベ絵具工場の様子をご紹介します。

イベントで工場見学は初の試みです。

小学館アカデミーではおなじみ、クサカベ絵具ですが
何でできているのか?
どのように作られるのか?
考えたことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょう。

チューブに入って当たり前のように売られている絵具たち。
そのような形体になったのは、19世紀中頃と比較的近年のこと。
印象派の画家達(19世紀後半〜)が屋外で盛んに制作できたのも、チューブ入り絵具の存在があったからです。

さて、それでは工場見学です。
黄色い絵具をローラーで練っているところ

増量剤を作って寝かせているところ


絵具をチューブにつめる工程

工場見学したあとは、講義です。
絵具の材料のひとつである顔料など、原料をみせていただきながら
科学的な組成の話を伺います。
講義中



お待ちかねの、絵具制作です。
油彩か水彩、どちらか選んだ絵具を作ります。今回は2人1組での制作です。
ガラス製の乳棒を使い、よく練り上げます。
工場で見てきた工程を自分の手で行います。

作った色は青が冴えるウルトラマリンブルー。
「海を越える青」という意味だそう。
天然ウルトラマリンの原料はヨーロッパ付近ではアフガニスタンでしか産出せず、
海路で運ばれたためついた名称とのことです。(wikipediaより引用)

作った絵具はチューブに詰め、持ちかえりました。

実際使ってみるのが、楽しみですね!!

スケッチ係

絵具を練る1


絵具を練る2



絵具を練る3

2015年10月4日日曜日

旅行シーズンの秋

三軒茶屋校講師の片山です。

最近めっきり朝晩が涼しく、過ごしやすくなりましたが、
みなさんはこの秋どこか、旅にお出掛けしましたか?

私は9月の半ばにドイツへ。
そして9/29はスケッチ会で真鶴へ出掛けました。
どちらも、お天気に恵まれ、過ごしやすい気候の中、旅を満喫できました。

まずはドイツのお話です。
結婚してドイツへ移住した友人に合うため、ドイツのケルン市を訪れたのですが、
5、6年ぶりに再会した友人は変わりなく元気でした。短時間でしたが、ありったけの会話を
楽しむことができました。
ドイツ自体も初めてでしたし、友人が引っ越さなければケルンのことも
ライン川のこともよく知らなかったかもしれません。

私は旅行で体調を崩しやすいので、11時間半のフライトを考慮して
到着翌日は休息日と計画していました。ドイツにいる間
天気予報は、友人と会う日以外全部雨。しかし予想に反して
到着翌日は天気がよく、私も体調が良かったので、これはもったいないと
ばかりに、ホテルから徒歩で行けそうな場所に出かけることにしました。

まずはケルンの一番の観光地、ケルン大聖堂へ。
(写真:ライン川沿い、橋の向こうにある2つのとんがり屋根です)


写真ではなかなか伝わりにくいサイズ感です。
天井までかなりの高さで、真下から見上げるとクラ~っとします。

大聖堂の中は、昼と夜で随分違った印象でした。
この窓のステンドグラスは、ドイツのアーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品なのだそうです。
見てのとおり、よくある教会の窓と同じような宗教絵画的な装飾は全く無く、昼間の光が射すと、
柱が華やかに色づき不思議な空間になっていました。



それから、大聖堂の裏手に佇む「ルートヴィヒ美術館」へ。
ここはあまり詳しく調べずに行ったのですが、実はパブロ・ピカソの収蔵点数がヨーロッパで最大級だったり、20世紀を代表する巨匠たちの名画がたくさんあったり、近現代美術コレクションの質の高さではヨーロッパ屈指の美術館と言われている、すごい場所だったのでした。20世紀初頭から戦後の美術まで、広い展示室にテーマ別にたくさんの作品が展示されていました。アンディ・ウォーホルやリキテンスタインなどアメリカのポップアート、インスタレーション作品、写真の作品などもあり、他にも知らなかった作家や、日本での展示から再会できた作品など、さまざまな発見がありました。大聖堂の中にあったステンドグラスの制作者ゲルハルト・リヒターの代表的な絵画作品、インスタレーションも観ることができ、刺激的な時間を過ごせました。
ドイツ、ケルンに行くことがあれば、ぜひお勧めいたします。

こちらにコレクションの情報があります。ご参考まで。
どこかで観たことがある作品があるかも…↓(英語です)

そんなこんなで旅は終わり、
帰国して間もなく、アカデミーのスケッチ会がありました。

9/29は会員さん31名、講師6名で神奈川県の真鶴へ。
徒歩15分~20分くらいでひと回りできる広さの漁港でスケッチです。
スケッチ開始から1時間もしないうちに、お天気に恵まれ、絶好のスケッチ日和でした。


山の斜面に建つ家々が、都心には無いようなカラフルな屋根や壁だったりして、
うまく切り取ればどこか外国の港の風景?と感じるような爽やかな光景が広がっていました。
新鮮なお魚を食べて、海辺の潮風に吹かれて、心地よいプチ旅行になりました。

やっぱりこんなに良いお天気はもったいない…。
旅先では、部屋の中では得られない刺激がいっぱいだなぁ~と感じました。
今年参加できなかった会員さんも、来年はぜひチャレンジしていただければ!
と思います。





港の猫はたくましい感じ…。



自然に触れたり、新しいものや美しいものを見たり、

気持ちの良い音を聞いたり、美味しいものを食べたり。

やっぱり旅っていいですね!