2013年11月17日日曜日

修理のススメ


銀座・恵比寿校講師の吉澤です。

形あるものはいつか・・・とは言いますが、使い慣れたものが壊れてしまうのは、それが特別なものでなくても、切なくまた困ってしまうものですね。


なぜこのような話をしているかといいますと、よく使っていたお皿が割れてしまったのです。



見事にぱっくりと・・・


以前からひびが入っていて危ないとは思っていたのですが、こうなってしまえばもちろん使えません。


しかし、まめに使っていたし重宝もしていましたので、捨ててしまうには忍びない。

ということで、少し手間ですが金継ぎで直すことにしました。
ご存知の方も多いと思いますが、金継ぎとは割れたり欠けたりした器を漆で直し、そこに金蒔絵をする技法のことです。

欠けているお皿もあったので、ついでにこちらも直してしまおうと思います。

かなり大きく欠けてしまいました


最近では金継ぎのセットなども売られていますので、以前より身近に感じたり実際にされたことがある方も多いのではないでしょうか。



とりあえず漆で継いで乾かし中


まだ時間はかかりますが、お世話になっていたお皿ですし、また食卓で活躍してもらうためにも、多少の手間隙は惜しまず地道に直そうと思います。




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