4月の後半に銀座の時計台付近で待ち合わせをしていた時の話です。
私は半年に一回位のペースで、美大のアトリエで制作を共にした仲間との食事会を企画しています。
その日、待ち合わせ時間よりも少し早く銀座に着いた私は、時間を潰すために近くの本屋に立ち寄り、ほどほどのところで集合場所に向かいました。
交差点で信号待ちをしていると、突然横から「○○(某有名テレビ番組)の者ですが、今、銀座でGWの過ごし方をインタビューしているんですけど、よろしいですかー?」と女性のインタビュアーがハンディカムをこちらに向けてくるではありませんか。
「よろしいですかー?」もなにも既にRECの赤ランプは点いており、録画されているのです。私は動揺して「えっ?えーっと、特に決めていませんけれど、、、」などと要領を得ない間の抜けた返しをすると、「あー、やはりお仕事が忙しくてお休みが取れないのですか?」と質問が続き、私もよせばいいのに「あーとっ、私は絵を描く仕事をしていてGW中も制作の予定があって、なかなか時間が作れなくって」と、つい本当のことを言ってしまい、適当な嘘をついてあしらっておけばよかったと後悔しました。
インタビュアーも予想外の絵描き発言を受けて「絵を描かれているんですか、すごーい!」なんて、いかにも取って付けた様な感想を言い始めて、明らかに動揺しています。おまえは動揺するんじゃないよ、と思いましたが、まさか質問した相手が絵描きとは思わないでしょうから、心中は察します。
結局、変な空気のまま終了して、私は悔いだけが残り、その食事会で早速、愚痴りました。
あんなインタビューは使われるわけなく、お蔵入りでしょう。
今回は馬場俊光が担当させて頂きました。
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