講師のすずきくみこです。
折に触れ、先代たちの作品の模写をします。
その技術や筆遣いを真似てみるのは
好きなアイドルの振り真似をするのとちょっと似ています。
憧れの作家に少しでも近づきたい!!
水彩画の模写に選んだのはターナーの作品。
ターナー(1775-1851)といえばイギリスの巨匠ですね。
テートギャラリーの公式サイトhttp://www.tate.org.uk/では
ターナーのスケッチ画を多数見ることができます。
それはそれは素晴らしいスケッチ画の数々です。
(サイト内のArt&artistsでWilliam Turnerで検索してみてください)
にじませたり、ぬぐったり |
描いてみてわかったこと。
写真機のない当時
写実的に景色を写し取るのが当然であった時代に
ターナーは自分の目を通した景色を描いています。
そこがすごい。
大気の色は圧倒的です。
もちろんテクニックもすごい。
模写をしてみてあらためて
なおしの効く油彩画と違って
水彩画はテクニックを知らないと描けないなぁと思いました。
完成! J.M.W.ターナー作《ルツェルン湖の月明かり、彼方にリギ山を望む》の模写 |
2013年秋に東京都美術館でターナーの大回顧展があるようです!
見逃せませんっっ
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