植物学者の牧野富太郎博士という方が、亡くなるまで住んでいた 練馬区のお家と庭の跡が、庭園として解放されていて、天気のいい日などは ふらふら立ち寄ります。
ぐるりと歩くだけなら何分もかからないような 決して広いとはいえない庭を、博士は「私の植物園」と呼んでいたそうで、庭園として整備される前は ジャングルの如く木々が生い茂っていたとか。
きれいになった今でも、300種類もの植物が成育されているそうです。
お茶をのみながらゆっくりと庭を眺めて楽しむ…というよりは、あらゆる種類の草木を身近に置いておきたい!観察したい!という学者魂が垣間見えるようなこの場所は、確かに「庭」というよりも「植物園」だったのかもしれません。
ジャングルだった頃の様子も気になります・・・ |
今の時期は、何種類かのつつじと藤の花が咲いていました。
やえきりしま |
のだふじ。木に巻き付いて咲く姿はジャングルの名残りか。左下にはもちつつじ。 |
花はもちろんのこと、この時期はきれいな色の若葉がにょきにょきと上に向かって伸びていく様子も楽しいです。
大きく育った葉っぱとは違って 、まだまだ小さく 触った感じもしっとりと柔らかいのに、なぜか力強く感じます。
博士の庭のお話、本日担当の吉澤でした。
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