こんにちは。
宇都宮校講師の小栗です。
最近、サロンクラスの方が伊藤若冲の模写を描き始めました。
若冲と言えば、絵のなかに様々な生き物がマニアックに描きこんであります。
日本画の表現としては、やはり日本の風土を感じる
四季折々の季節感をあらわすモチーフをつい描きいれたくなってしまいます。
そこで、参考にと細密画で描いた昆虫を見ていただきました。
これは、子供の観察用にと芋虫から飼い始めたのですが、
結局、私一人で育てたアゲハチョウ。
羽化の際に 羽を乾かすために ジッと止まっている何時間かで描きあげました。
あとは、主人も日本画科出身なので彼の描いたデッサンも借りたり・・・
ちょうど、水墨画風に描いたトンボの絵なども
残暑をイメージして、朝顔の葉を入れてあるようです。
(トンボ細部)
若冲展でも ワンポイントとして昆虫を入れていた作品もあったようで、
新たに こういったモチーフを描き足すことでさらに表情の幅が広がります。
私も生徒さんに影響されて、また生き物が描きたくなりました。
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