銀座講師の坂田です。
9月末にイギリスに一週間程、旅してきました。
心配していたお天気もまあまあで寒くなく雨も少なくラッキー。
観光するというより、毎年のように行ってますので
昔住んでた場所でのんびりノスタルジーに浸るような旅になりました。
イギリス人の親友がやってるオーガニックの畑で野菜を収穫したり、
どってことない田舎の川沿いを散策したり、
パブでイギリスの地ビールを飲んだり。
イギリスに行く際、必ず寄るのがロンドンのトラファルガースクエアにある
ナショナルギャラリーです。
ナショナルギャラリーの拝観料は無料です。
そこには私の大好きなイタリアルネッサンス初期の画家、
ピエロデラフランチェスカの作品が何点かあります。
ナショナルギャラリーはものすごい数の作品があるのですが、
彼の作品だけ直行して必ず見に行きます。
彼の静粛な作品に会いに行くと精神が落ち着いていくのがわかります。
今年もまた会えてよかった。
以前イタリアでピエロデラフランチェスカの作品を巡る旅をした時は
彼の作品のある場所が田舎で、英語ももちろん通じず、イタリア語もさっぱりわからない中
大変苦労しましたが今となってはいい思い出。
当時その場で描かれ、皆に約500年間親しまれていた教会での作品鑑賞は
作品をより知り、感じるためには私にとって重要な行為です。
作品が生まれ、存在している街の歴史、空気、文化、食を味わいながら
人が作り出した美を鑑賞する旅は贅沢なひと時。
次回はフラアンジェリコかジオットの形跡を辿る旅をしてみたい。
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