秋は読書の季節。秋の夜長にゆっくり本が読みたくなります。
私は一人でお酒を飲みながら本を読むのが好きです。
難しい本は酔っぱらうと読めないので、もっぱら画集ですが。
画集を引っ張りだしてあれやこれや眺めてワインやウイスキーをちびちび。
至福のひと時(笑)
そのうちドローイングが描きたくなってきて絵具と紙をひっぱりだしてきて
夜中にどたばた描き始めます。
お気に入りのマニアックな本を二冊紹介。
一冊は静岡県にあるイズフォトミュージアムでやっていた「時の宙づり」の図録。
世界の遺影だけを集めた特殊な展示でした。
心に深く残る展示でした。
私は人の生活の中にある愛しあうかたちに魅かれます。
今は亡き愛した人たちへの気持ちはどこの国でもいつの時代でも同じ、
遺影に宿るエネルギーも変わらないのだなあと感じた展示でした。
もう一冊は20年くらい前にイギリスで手に入れた
メキシコ人の家にある祭壇の写真集です。
質素ですが、信心深いメキシコ人の心をこめた祭壇がとてもユニークかつ
素朴ですばらしい。彼らの宗教に対する思いが伝わります。
実はこの15年ずっとずっと欲しい画集があるのですが、
イギリスの大学院の図書館で見ただけでお目にかかった事がない。
確かドイツの出版社だったかな。
あの画集、どうにかして手に入れたいなあ。
今だったらネットで探しまわれば手に入るかもしれません。
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