駒場にある日本民芸館に行ってきました。
柳宗悦らにより蒐集された民芸品の数々を、のんびりゆっくり眺めることができます。
建築中の写真(ホームページ参照)が歌舞伎座に似てます |
訪れた日は日差しの強い暑い日でしたが、建物に一歩入った途端、なんとも心地よい、ひんやりとした空気にほっとします。
日差しが強くて木陰がこいしい日でした。入り口脇。 |
展示品は勿論ですが、こちらの建物にはとても惹かれます。
使い込まれたような手すりや階段はまるく柔らかに光っていて、なんとなく撫でていたくなります。
私が行ったときは、アイヌの衣裳や装飾品などが特別展示されていました。
細やかなものから大胆なものまで、そのものを日常として使っていた人たちが、過去にいたのかと思うと、なんとも不思議な気持になります。
その人たちも、まさか自分の日用品が後に展示されて、こんなにまじまじと見られるなんて思ってもみなかったでしょうに…
アイヌ工芸の展示は6月2日で終わってしまいましたが、次の展示も興味深いです。
素朴な表現で描かれた室町時代の絵巻や物語絵の展示だそうで、案内を見てみるとなんとも楽しげです。
ご興味のある方は是非
日本民芸館http://www.mingeikan.or.jp/
本日の担当は銀座・恵比寿校講師 吉澤でした。
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