2015年10月4日日曜日

旅行シーズンの秋

三軒茶屋校講師の片山です。

最近めっきり朝晩が涼しく、過ごしやすくなりましたが、
みなさんはこの秋どこか、旅にお出掛けしましたか?

私は9月の半ばにドイツへ。
そして9/29はスケッチ会で真鶴へ出掛けました。
どちらも、お天気に恵まれ、過ごしやすい気候の中、旅を満喫できました。

まずはドイツのお話です。
結婚してドイツへ移住した友人に合うため、ドイツのケルン市を訪れたのですが、
5、6年ぶりに再会した友人は変わりなく元気でした。短時間でしたが、ありったけの会話を
楽しむことができました。
ドイツ自体も初めてでしたし、友人が引っ越さなければケルンのことも
ライン川のこともよく知らなかったかもしれません。

私は旅行で体調を崩しやすいので、11時間半のフライトを考慮して
到着翌日は休息日と計画していました。ドイツにいる間
天気予報は、友人と会う日以外全部雨。しかし予想に反して
到着翌日は天気がよく、私も体調が良かったので、これはもったいないと
ばかりに、ホテルから徒歩で行けそうな場所に出かけることにしました。

まずはケルンの一番の観光地、ケルン大聖堂へ。
(写真:ライン川沿い、橋の向こうにある2つのとんがり屋根です)


写真ではなかなか伝わりにくいサイズ感です。
天井までかなりの高さで、真下から見上げるとクラ~っとします。

大聖堂の中は、昼と夜で随分違った印象でした。
この窓のステンドグラスは、ドイツのアーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品なのだそうです。
見てのとおり、よくある教会の窓と同じような宗教絵画的な装飾は全く無く、昼間の光が射すと、
柱が華やかに色づき不思議な空間になっていました。



それから、大聖堂の裏手に佇む「ルートヴィヒ美術館」へ。
ここはあまり詳しく調べずに行ったのですが、実はパブロ・ピカソの収蔵点数がヨーロッパで最大級だったり、20世紀を代表する巨匠たちの名画がたくさんあったり、近現代美術コレクションの質の高さではヨーロッパ屈指の美術館と言われている、すごい場所だったのでした。20世紀初頭から戦後の美術まで、広い展示室にテーマ別にたくさんの作品が展示されていました。アンディ・ウォーホルやリキテンスタインなどアメリカのポップアート、インスタレーション作品、写真の作品などもあり、他にも知らなかった作家や、日本での展示から再会できた作品など、さまざまな発見がありました。大聖堂の中にあったステンドグラスの制作者ゲルハルト・リヒターの代表的な絵画作品、インスタレーションも観ることができ、刺激的な時間を過ごせました。
ドイツ、ケルンに行くことがあれば、ぜひお勧めいたします。

こちらにコレクションの情報があります。ご参考まで。
どこかで観たことがある作品があるかも…↓(英語です)

そんなこんなで旅は終わり、
帰国して間もなく、アカデミーのスケッチ会がありました。

9/29は会員さん31名、講師6名で神奈川県の真鶴へ。
徒歩15分~20分くらいでひと回りできる広さの漁港でスケッチです。
スケッチ開始から1時間もしないうちに、お天気に恵まれ、絶好のスケッチ日和でした。


山の斜面に建つ家々が、都心には無いようなカラフルな屋根や壁だったりして、
うまく切り取ればどこか外国の港の風景?と感じるような爽やかな光景が広がっていました。
新鮮なお魚を食べて、海辺の潮風に吹かれて、心地よいプチ旅行になりました。

やっぱりこんなに良いお天気はもったいない…。
旅先では、部屋の中では得られない刺激がいっぱいだなぁ~と感じました。
今年参加できなかった会員さんも、来年はぜひチャレンジしていただければ!
と思います。





港の猫はたくましい感じ…。



自然に触れたり、新しいものや美しいものを見たり、

気持ちの良い音を聞いたり、美味しいものを食べたり。

やっぱり旅っていいですね!

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