イベントで工場見学は初の試みです。
小学館アカデミーではおなじみ、クサカベ絵具ですが
何でできているのか?
どのように作られるのか?
考えたことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょう。
チューブに入って当たり前のように売られている絵具たち。
そのような形体になったのは、19世紀中頃と比較的近年のこと。
印象派の画家達(19世紀後半〜)が屋外で盛んに制作できたのも、チューブ入り絵具の存在があったからです。
さて、それでは工場見学です。
黄色い絵具をローラーで練っているところ |
増量剤を作って寝かせているところ |
絵具をチューブにつめる工程 |
工場見学したあとは、講義です。
絵具の材料のひとつである顔料など、原料をみせていただきながら
科学的な組成の話を伺います。
講義中
お待ちかねの、絵具制作です。
油彩か水彩、どちらか選んだ絵具を作ります。今回は2人1組での制作です。
ガラス製の乳棒を使い、よく練り上げます。
工場で見てきた工程を自分の手で行います。
作った色は青が冴えるウルトラマリンブルー。
「海を越える青」という意味だそう。
天然ウルトラマリンの原料はヨーロッパ付近ではアフガニスタンでしか産出せず、
海路で運ばれたためついた名称とのことです。(wikipediaより引用)
作った絵具はチューブに詰め、持ちかえりました。
実際使ってみるのが、楽しみですね!!
スケッチ係
絵具を練る1 |
絵具を練る2 |
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