2013年2月23日土曜日

美術館めぐり

こんにちは。


宇都宮校講師の渡辺昌代です。


講師のみんなにはマーサと呼ばれています。



週末の午後、皆様いかがお過ごしですか。

天気が良くてお洗濯日和ですね。

うれしくなります。






南先生、吉澤先生の流れに乗りまして私も作品鑑賞について書かせていただきます。
 



美術館巡りが好きでよく観てまわります。


先日丸1日かけてまわった3つの展示をご紹介させていただきます。




【松本俊介展】(世田谷美術館)と



【会田誠展 天才でごめんなさい】(森美術館)と



【DOMANI 明日展】(国立新美術館)についてです。






「松本俊介」は小学館アカデミー絵画倶楽部の名画解説vol.1でも紹介されていましたね。


【松本俊介展】は生誕100周年展で展示数も多かったのですが、

まさに《4大要素》のオンパレードで見ていて大変心地よかったです。


大小 粗密 明暗 太細…


やはりいい作品とは《4大要素》がしっかりと出来ているのですね。


同じモチーフを少しずつ構図を変えながら何枚も何枚も描いており、

改めて構図の大切さを痛感致しました。

中でも病気を患いながらの晩年の頃の作品には特に感銘を受けました。




【会田誠展 天才でごめんなさい】
(現在公開中~3/31)http://www.roppongihills.com/feature/aidamakoto/aidamakoto.htmlは、

こちらも展示数はとても多く前衛的で力強く見るものを圧倒させる作品ばかりでした。




左上:森ビル入り口
右上:会田誠作「おにぎり仮面」
左下:会田誠作「会場入り口」
右下:【松本俊介展】会場の図書室にいたルソーと一緒に記念撮影
美少女、歴史、戦争、漫画、サラリーマンなど多様なテーマを通して、

日本の社会が共有してきた常識や習慣や意識に

疑問を投げかけた作品で

不快感と爽快感を同時に味わえます。



こんなに刺激を受けパワーをもらい

静寂であるはずの美術館の会場で大笑いできる展示は初めてで、

さすが現代日本を代表するアーティストだと思いました。

まだ期間中なのでまた観に行きたいと思っています

展望台からの夜景も絶景でした。








【DOMANI 明日展】は今世界で活躍中の日本人若手アーティストの展示でした。

どの作品も興味深く刺激を受けました。

特に視覚だけでなく嗅覚にまで刺激を受けたインスタレーションの塩田千春さんの作品はおもしろかったです。


会場にたくさんの使用済みの靴がありとにかく臭かった・・・





《画像》
【DOMANI 明日展】塩田千春「大陸を越えて」(部分)





好き嫌い関係なく色々な作品をたくさん観ることは良いことだと思います。


また、何か観に行った際にはご報告させていただきますね。





それでは私はこれからアルゼンチンタンゴの舞台を観に行ってきます。

では、「いってきます!!」


皆さまも良い週末をお過ごしください。




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。